第20回在宅医療・介護保険研修会に参加してきました!
皆さんこんにちは。院長の加藤です。
かなり暑い日が続くようになりましたね。
季節の変わり目は歯ぐきの腫れ時。
いつも以上のケアと
もし違和感や不具合がある場合は
かかりつけ歯科医に相談してみてくださいね。
2017年5月29日(月)
第20回在宅医療・介護保険研修会に参加してきました。
中区医師会が主催のこの研修会は
在宅医療を進める上で必要な知識を
実際の事例の紹介などから考えることのできる講演形式の研修です。
今回は、当院の真裏にあります
広島赤十字・原爆病院の看護副部長で
訪問看護ステーションの所長でもある森山薫さんから
『高齢者を支える ~多職種連携によるチームアプローチ~』というテーマで
ご講演をいただきました。
実際の事例を6つもご紹介くださり
ひとりの患者さん(利用者さん)に対して
多くの職種(プロフェッショナル)が関わることで
ずっと入院ではなく、ときどき入院をしつつ
基本的には在宅で最期を迎えられた看取りの事例などを知ることができました。
資料の中にもありましたが
『自宅で最期を迎えたい』という希望をお持ちの方が多い中
どうしても病院で最期を迎える方が多い、という状況を
少しでもご希望に添えられるようにするために
『多職種連携』の必要性は今後さらに高まっていくのではないかと思います。
私たち歯科医師は
在宅への訪問診療や口腔ケア、お口から食べるためのリハビリテーションなど
『食べる』や『お口』という視点から
そういった患者さんを支えることができる職種だと考えています。
今後も、お医者さんをはじめ
栄養士さんやリハ職の方、介護職、行政の方などと連携をしながら
多くの患者さんが、自分の希望の場所で最期を過ごすことができるような
支援を行っていけたらと思います。